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これは台割と呼ばれるものです。 本を作るときは、ざっくりと全体をとらえページ割りをします。 今回は全体で80ページ、カラー48ページ、モノクロ32ページと最初から決められていました。 捨てるカットがでてもいいように多めに撮影をすませ、台割を考えるころには、最終的な本の形が見えてきます。 編集部からの要望は ・かわいい乙女なコーディネイトが満載されていること ・写真を見たら作りたくなれるようにすべて単衣でミシンで作ることができるものにすること ・小物類もたくさん掲載すること ・カラーページで長着の作り方を入れてほしい、ただし生地を裁断するまではモノクロに入れること ・帯の作り方はイラストにしてモノクロにすること ・着付けのページは短くても入れてほしい、作って着ることができるまでの本にすること でした。 「ええー!?ここまでやるの?」ということや、 「みんな知ってるんじゃないの?」ということもあり、それを編集部と話し合ったところ 「先生、まったく何も知らず、洋裁はできるという方を読者だと思ってください。着物の常識はわからないと思いますので、はしょらず、知ってる方には『そんなこと、しってるよ』と思われても入れてください。」と言われました。 今まで何度もやってきたことのおさらいです。 出来上がってそれがよかったと思えたので、編集のいうことは間違っていないなと思いました。 デザインという仕事をしていると「ひらめき」や「感性」が大事と思われています。 もちろんそれも重要なファクターですが、わたしの場合「最終形」が見えることが何より大切で、それが見えないと手を動かすことができません。 編集部に行き、自分で台割を作りこれでいこうと決まってやっと頭の中ですべてのつじつまがあい、動き始めました。 2月のことです。
by yamamotoyumi
| 2008-06-23 19:34
| ミシンで着物のこと
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