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昨夜、奈良美智さんが情熱大陸に出ていた。 奈良さんと初めて会ったのは、2001年の晩秋、芦屋の個展会場。 当時まだ「きもの着てます」だった私は、奈良さんと村上さんのグッズを扱う「NARAKAMI GENERAL STORE」のサイトをブルータスのサイトから引き継いで作っていた。 そのグッズを販売する会社が「会わせてあげる」と紹介してくれたのだ。 ナラカミのサイトは、独立して初めてNTT以外の仕事をした記念すべき仕事で、デザイナーと2人夢中で作った。 簡単なFLASHもトップページに入れて、そのテーマ曲も友人の森本さんに作曲してもらった。 (森本さんは今「おでんくん」で活躍中!) 「あのごきげんな曲いいね」と言われた。 うれしかった。 ナラカミは誰にも誇れる仕事だったが、もっと自分だけのことが何かできないかと考えはじめた。 きものの仕事が本格的になってきて、その後何度か奈良さんに会うことができた。 奈良さんは「きものが好きで、自分に関係しているサイトの人」から「きものを仕事にしていて、デザインしている人」というカテゴリーに私が変わってきたことに気がついてくれていた。 そしてことあるごとにいろんな人に私を(よっぱらいつつ)紹介してくれた。 ソウルでお話したときも。 台湾でお話したときも。 本当に、同じ時代に生きていてよかった。 神様に感謝します。 そしてわたしは自分が進む道を見つけようと思うとき、いつも奈良さんの姿が目の前にある。 「描きたいから描いている」というそのことば。 わたしも 「作りたいから作っている」 自分の中から出てくる物を表現する唯一の手段が「yamamotoyumi」だ。 まだまだだけど、まだまだだからこそ、もっともっと次へ行こうと思う。 弘前の展覧会に胸をはって行けるように! photo in seoul with Rabiko & Rabino
by yamamotoyumi
| 2006-06-26 18:31
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