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昨年の秋、久しぶりに草履を作りました。 最も信頼しているお母さんに紹介してもらった会社にお願いする事になったのですが、 これがびっくりするほど美しい仕上がりなんです。 何代も続く履物製造の会社で小売りなどはされていません。 そこの社長とお話しているとしらなかったことがいっぱいで、形だけでものを作ってはいけないと反省したりもっとこんなことをしたいと思ったりするようになりました。 花緒は以前からオリジナルプリントを作っていたのですが、今回から巻き部分もオリジナルのプリントをすることにしました。 どんな型で巻かれているかわからないのでうちにある草履に布を巻いてはかって最初は大きめにプリントしていったところ、かなり生地が余って来たので、2回目からは残りの生地と照合させてぴったりの大きさのものを作ることにしました。 履物屋さんと話しているとわたしが作る小判型(というのだそう)は昔からある形だったのが、粋を求める等京の人たちによってどんどん細くなっていったそう。 そういう人たちにとっては花緒も細ければ細いほど粋だそうで「痛いじゃないですか」と言ったら「それは仕立てとすげ方の問題ですよ」と。 なんか細い物を作ってみたくなるような話でした。 またわたしの小判型に関しては「中の芯の素材が大事でいかに軽く仕上げるかが重要」といままで聞いたこともない話を。 最初は制作を躊躇されていたのですが、何度も通って世間話をするうちに「この倍の高さを作ってるとこもでてきたんですよ。」と教えてもらったり。 花緒ももっとこうしてほしいとかあったら言ってくださいね。とありがたいお言葉。 出来上がって来た履物は、思わずほおずりしたくなるような仕上がり。 カッターだけでぴったりときれいに切れた紙のよう。(たとえが違うか?) それでいて暖かみもあり、切れた紙はケント紙ではなく和紙みたいな感じ。 オリジナル以外にゴブランを巻いたものも作ったのだけど、このかかとの柄合わせ。絶妙です。 そしてなんと言っても底がきれい。 贅沢に本革を使ってくださいました。 今回出来上がったものの中で、わたしはグリーンとピンクのストライプの草履が大好きです。 本当に本当にきれいにできあがってきました。 足を入れた瞬間の気持ちよさは最高です。 津軽塗の下駄とあわせて本当にいいものをずっと作っていきたいと思いました。 職人さんがどんどん少なくなっている業界でここまでのクオリティを保ちながらおもしろがってくださる方に出会えて本当によかったです。 またプリントをしてくださるハッピープリンターズさんに、いつもいつも感謝です。 Boutique yamamotoyumi http://yamamotoyumi.thebase.in/ #
by yamamotoyumi
| 2015-04-13 12:23
| つくるたのしみ
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