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まだ会社員だったころ、いろんな人と夢を語り合ってこれから進む道を一緒に探していました。 インターネットがまだマイナーな通信手段だったころ、わたしは「Planet Park」というビジュアルチャットのシステムを開発しました。 ペンギン、なす、サルといったキャラクターの着ぐるみをかぶったキャラクターが大きな木が生えている公園で、チャットするというシステムで、しゃべったことばはふきだしで表示され、どんどん消えていきます。 ゲームも2本開発し、時間がきたらチャットメンバーを集めてゲームに興じる。 このソフトは、マクロメディアのディレクターというソフトを使って開発しました。 まだβ版しか出ていない英語版をマクロメディアの社長からもらってきて、自分たちでサーバをつくりました。 このとき、チャットを楽しんでくれたユーザのみなさんとはいまでも交流があります。 その中で、大阪芸大を卒業し学校に残って教授を手伝っていたアイちゃんがいました。 彼女とは関西人同士ということもありとても気があいました。 かわいい妹ができたきぶんでした。 ある日アイちゃんからメールが来て「自分が関わっている学生の卒制の映画がすごくいいから見てほしい。監督と脚本つれて遊びにいってもいいか?」と聞かれました。 「いいよー」と気軽に答え、彼らがマスターテープを持って東京に来たのです。 そのテープをもらって帰って見た夜のことは忘れません。 一晩で3回続けてみたのです。 山下くんと向井くんはもてあますほどのパワーでその映画を作り、これからも映画の道を続けていきたいとわたしに話してくれました。 彼らに会うちょっと前、ISDNの回線を使って「MASK」という映画の3元中継試写会を企画し、その配給会社の人と仲良くなっていたので、二人を連れて行きました。 「いやー、映画は自分の会社で作ってるんで、持ち込まれても...」とさらりと断られてしまいました。 それから何年、彼らのことを案じつつも自分のことでいっぱいいっぱいで、アイちゃんも映画ビジネスのことを勉強すると言ってロンドンにいってしまい、だんだん薄れていきました。 ある日駅のポスターで懐かしい名前を発見しました。 その映画は「リンダ リンダ リンダ」 山下くんです。 ああ、彼らは自分が生きる道をきちんとすすんでいるんだなぁと感動。 そのころ一緒にソフトを開発していた時部下だったデザイナーにその話をしたら 「何いってんすか、山下監督はすごいんすよ。向井さんも」と言われてしまいました。 昨日、らぱんの作家仲間のわかちゃんのブログで、くらもちふさこさんの 「天然コケッコー」が映画になることを知りました。 監督は山下くん。 どんなに巨匠になっても山下監督はわたしの中でキラキラと夢を追っていた「山下くん」です、ずっと、向井くんも。 自分が納得できる映画を撮り続けてほしいな。 どんてん生活、TUTAYAなどでレンタルできるそうです。 どんてん生活
by yamamotoyumi
| 2006-08-10 19:45
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