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以前布芸展の搬入のお手伝いをしたときお菓子研究家の福田里香さんがなんどか「かわよい」と口に出されていた。 「かわいくて、よいもの」ということだといろんな事を話しながら言ってらしたのだが、いい言葉だなあとおもった。 かわいいだけじゃないものってなかなか探し始めるとない。 履物屋さんに「着物用じゃないんだけど、これどう?」と言われて手にしたのが今回のミュール。 台だけでみていてもころんとしたフォルムが愛らしい。 花緒をつけない状態で足をのせてみたらかかとのあるサンダルみたい。 先週花緒を選べるタイプもアップしたのだけど、花緒がついているところを見てみたくてすげてみた。 足を入れるとぴったりとすいつくよう。 桐の白木なんだけど、磨きをかけた雰囲気はシェーカーの家具のよう。 昔憧れたパイン材のテーブルの肌合いにも似ている。 オイルステン(ではない)で仕上げら、年月がたつといい感じになりそう。 フルーツの花緒を2本新しく仕立ててもらうことにした。 横からみた感じもすごくいい。 浴衣でも着物でもデニムでもスカートでも。 飛行機に乗る時も便利そうだ。 ああ、そうだ。USAKO SOCKを履いてパリに行くとき飛行機で履こう。 何年か前に上海に行った時、母と待ち合わせた空港に下駄履きで行った。 着飾った妙齢のお嬢様たちに混じって下駄。 機内ですぐに脱ぎ履きできて足も疲れず便利だった。 とうぜん上海の町の中でも下駄。 布市場(上海万博で取り壊されたらしい)のおばさんたちのも大好評だった。 たった1足の下駄でここまで鮮やかに思い出せた。 夏の声を聞いたら今年はこの下駄で行こうとおもう。 ミュールフルーツバスケット http://www.miette.info/01yumi/yg-0074/index.html フロマージュ/白木ミュール/ほおずき こちらは花緒が選べるタイプ http://www.miette.info/01yumi/yg-0073/index.html
by yamamotoyumi
| 2011-03-11 11:00
| 新作
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