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物心ついたときから自宅にはポインターのジョン、電気屋を営んでいた店には雑種のピケがいた。 ジョンは父が猟をするのでいたらしいのだが、父と一緒に山に入っても一度も撃った姿をみたことがない。 「あれ、キジやで」とか「あ、ヒヨやわ」とか鳥の種類を教えてくれるだけだった。 そんな父と一緒にいるジョンは覚えていないけれど優しい犬だったらしい。わたしが口にげんこつを突っ込んでも頭を突っ込んでも絶対かまず、いつもわたしを背中に乗せていたらしい。 わたしの記憶ではアルプスの少女ハイジにでてくる大きな犬そっくりだったジョン。写真でみると猟犬だからか意外と細い。 ピケはお母さんの事務机の下でいつも寝ていてもうおばあちゃんだからか、はげたビロードの椅子のような毛並みだった。 ピケは本当におとなしくて、毎日河原へ散歩に連れて行った。 わたしが生まれた時にどちらも相当お年寄りだったのだろう。 ほどなく亡くなった。 うちには常に何かしら動物がいて、ジョンのあとにはまたポインターがやってきた。 ペットショップなど近くにないから、近所のブリーダーの人に譲ってもらっていたのだとおもう。 神社には「ミケ」という猫がいて、野良かとおもうと大叔母に飼われていた。 父はある日、道路を横断している亀を見つけてバイクの後ろにくくりつけてきて、裏庭の石臼で飼い始めた。 ほどなく山でけがをしたうさぎを見つけてうちにつれて帰ってきて、うさぎと亀が同時にいたこともあった。 学校の帰り、野良犬が溝の中で死んでいて毎日友達と一緒に今日もいるか、明日もいるかと確認しにいった。 いつのまにかその犬はいなくなったけど、初めて目にした「死」だったとおもう。 子供の頃ずっと小さい仲間と一緒にいたけど大人になって一人暮らしをしてからは動物と一緒にいない。 うさぎも犬も大好きだけど、わたしは旅がとても多いし責任もってその死までを見届けられないかもしれないとおもうと無責任にかわいいだけで家族にすることができないのだ。 昨日ノーベルセルポエムのよっしーと話をしていて子供の頃の生活がわーっとよみがえってきた。 よっしーは、坂本龍一さんたちと一緒に「FreePets」という活動をしています。 少しわかりにくいのですが、5年後の動物に関する法律改正にむけて問題になっていることや、もっとこんな風になれば動物にも人にもいいのだということを国に向かって訴えていく署名活動をしています。 サイトからダウンロードすることもできますが、わたしも用紙を持っていますので、わたしに会ったとき賛同いただけるようであれば署名してくださいね。 詳しくは FreePets ペットと言われる動物たちの生命を考える会 http://freepets.jp/
by yamamotoyumi
| 2010-12-14 09:15
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