![]() 金曜日、道具を探して日暮里へ。 今年に入ってからもう4回目。 「あ。あれが足りない、これが足りない」と言うたびに出かけて見つけたもの。 「あれ?この生地...」と思ったのが手描きのような猫の生地。 ![]() まだ西荻窪に「SAPANA」があったころ、やまだないとさんと二人で展覧会をした。 足袋と旅の展覧会。 ないとさんの「パリの友達」の絵とわたしの作る足袋。 ないとさんがフィードサックなんか珍しい生地でいくつか足袋作りにも参加した。 ![]() その時の足袋がコレ。 そう日暮里で見つけた猫の生地のもとになったアメリカのヴィンテージ。 ヴィンテージのアメリカコットンが復刻しているのは何度も見てきたが、このときは本当のヴィンテージで作った。 それ以来、この生地にであったことがなかった。 小さいピースの生地でかわいいものを作ろうと二人で編み出したのが内側と外側の生地を変える方法。 大胆に変えれば変えるほど面白い。 ![]() 当時の展示はゆったりと空間を使って行った。 今なら自分で縫うところだけど、その頃は職人さんに頼み込んで「サンプルなので」と1足ずつ作った。 ![]() カフェで行ったイベントだったので、おやつも美味しいものが並んだ。 これは帽子作家のパリ在住のかおるちゃんに送ってもらったパリの青猫チョコ。 ないとさんの本にもでてくる。 かおるちゃんとは奈良美智さんのファンサイトで知り合って、パリに会いに行った。 その頃猫沢エミちゃんがパリに住んでいてかおるちゃんはエミちゃんの大ファンだと言っていた。 「会えるといいね〜」と言っていたのがしばらくしたら「メトロであった。声かけちゃった」と。 その後かおるちゃんはエミちゃんと仲良くなり、エミちゃんがかぶる帽子を作ったり。 その頃かおるちゃんがスタージュをしていたブランドがあって、オーナーの奥さんが「妊娠中でもうすぐ赤ちゃんが生まれるの」と言っていた。 わたしの友達で、パリで着物のパートナーでもある「みなこさん」だとはそのとき思いもしていない。 人の縁がぐるぐる回っている不思議な10年。 原点はないとさんとの友情だったり、猫だったり。 実はこれからどうしようともんもんとしている自分に「原点に戻りなさい」と言われたような感じがした猫生地との出会い。 「あれをたしい」とか「これをしたい」とか全然思わないのだけど、小さな光を見つけて少しずつ前に進もうと思う。 足袋する足袋生地セット、たくさん用意しました。 http://yamamotoyumi2.cart.fc2.com
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